家に着替えを取りに帰り
風呂に入った
そして今は和也の部屋
どうやら卓ちゃんは
転勤の事で色々あるらしく
今日は帰って来ないみたい…
「実は…布団がな、家族分しかないんだ」
「え?!それじゃぁ……」
「俺と…一緒でもいい……?」
下を俯いて言う和也
嘘…嘘でしょ………
いくら幼馴染みでも…それは…
「私、床で寝るよ!!」
「馬鹿!今は真冬!!!」
あっ…そうでした…
そういえば…真冬だったね
「卓ちゃんは?卓ちゃんの布団は?」
「兄貴だって朝には帰って来る。
そうしたら使うだろ?」
うぅ……………
今更帰るのも怖いし……
選択肢は1つしかないって事かぁ
「分かった。いいよ、それで」
私は和也が居るベットにゆっくり足を入れた