「美桜…おまえ…
聞いてたのか?!?」







「ごめん…
聞くつもりはなかったんだけど…」







「ま、いいか。
俺はずっと前から美桜が好きだ」







和也……………
いつから
そう思ってくれてたの?







「兄貴の事もあるだろうし
返事はいつでもいいから。
ちゃんとした気持ちをいつか聞かせて」







「うん、分かった」







私はその後
すぐに屋上をあとにした