それから和也と一緒に朝御飯
卓ちゃんが帰って来たから
和也と一緒に出掛ける事にした
なんだか……
今、卓ちゃんの顔を見たら
泣きそうになるから…
「珍しいなー美桜が俺を誘うなんて」
「そうかな?」
「そうだよ!昔も今も、俺俺俺…
兄貴の事…昨日聞いたんだろ?」
私は下をむいたまま
小さく頷いた
どうしたらいいのか分からなかった
「美桜、本当に兄貴が好きなんだな」
「へ?!なんで…」
「馬鹿!何年一緒に居ると思ってんだよ」
知ってたんだ、和也
私の気持ち……
幼馴染みって凄いねぇ…
「言うか言わないか、それは美桜の自由
だけど、お前さ……
後悔だけは…するなよ」
「和也………」
「よし!ゲーセン行くぞ!」