「それはまた今度。 じゃ、明日ね〜」 ヒラヒラと手を振り、バスから降りていく。 『あっ、お疲れさまでした!』 いつの間にか、静先輩の降りるバス停に着いていたようだ。 私はこの次。 窓から先輩の背中を見ながら、言われたことを思い返してみた。 先輩が言いたかったこと、きっとわかった。 だったら、私がすることは…… *