和也クンは、サクサクとクッキーを食べながら、少し照れたような…はにかんだ笑みを浮かべている。
それを見ていたら、色々と聞きたいことがあったのにどぉでもよくなってしまうんだ。
胸がギュッと締め付けられて、これが"胸がいっぱいになる"ってことなんだと実感する。
信じよう。
何故、宙良クン宛ての手紙を和也クンが持っていたのかは、聞いてみなければわからないだろう。
でも、何かの拍子に紛れ込んだのかもしれないし、渡して欲しいと頼まれたのかもしれない。
きっと、理由があるんだよ…
*
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…