戸惑う私に彼は一生懸命に言葉を発した。


「えっ!?どどうしよう…??何言ってるかさっぱりわからないよ…。」


「£〇*×※●」


「えっ…えとHello、マィネィム、イズサキ…」


「…???」


って通じるわけないか。


あぁ~どぅしたらいいのぉ~!!


正直かなり困った…。


どうしようか悩んでいた時…


―ギュルル グゥ~グゥ――


「えっ??」


少し恥ずかしそうにお腹を押さえてる彼がいた。



…あぁそうか!そうだよね、昨日から何も食べてないんだもんね。
お腹すくよね。

あたしは何だか笑ってしまった。

笑った事で彼も恥ずかしそうに笑い返してくれた。


―うわぁっ、その笑顔ダメだよ~//かっこよすぎるッ



あたしも朝ごはん食べてないから何か作ろうと思いキッチンに彼を手招きした。

戸惑いながら彼がついてきてくれた。

あたしは彼を椅子に座らせると朝ごはんを作り始めた。


「んっ~まぁ無難にオムライスでいいよね!」



料理してい間、彼がずっとこっちを見てる。



(ってかなり恥ずかしいよ~!)


だって視線すごく感じるんだもん。




――出来上がったオムライスをテーブルの上に並べた―――


彼は不思議そうな顔してオムライスを見つめてた…。


とりあえず私がパクって食べて、彼にも食べるようにジェスチャーした。


私が見守る中、彼はひと粒残らず全部食べてくれた。


(何だか嬉しいよね。こういうのって)


食べ終わった彼は私に話しかけてきた。