電話を切ろうとした瞬間にガチャと電話が繋がった。

早紀は、びっくりして思わず…


「…レンっ!?」

電話を持ちながら聞いた


「…早紀…?」

電話の向こうからレンの声が聞こえた。
戸惑いながらも早紀はレンに話した。


「びっくりした~出ると思わなかったから~」

屋上から見える街の景色を見ながら早紀はレンとはなした。

「あぁ…前に早紀が出ていたから…何だか早紀からかなって思ったので…
すみません早紀!勝手な行動してしまって…」


「えっ!?いいのいいのあたしねレンに用事があって電話したからっ!」

早紀は電話越しに聞こえるレンの声に動揺して…
謝るレンに焦った。
さりげなくあたしからの電話かと思ったってレンの発言に嬉しさを感じた


「…?なんですか?」


電話の向こうから聞いてくるレンに…


「あっ!あのね今日放課後に美沙と遊ぼうかなって思うんだけどレンも一緒にどうかなって思ってたぶん雅人も一緒」


おそるおそる早紀は聞いた。

「僕も行っていいんですか?」

「えっ!もちろんだよ!美沙がレンも一緒にどう?って誘ってくれたんだよ?」

「そうですか。それなら僕も一緒に行きますね!」

「えっ!いいの?ありがとっ!」

そんな会話をレンとした