そんな美沙のお誘いに早紀は

「あ…でも今日…レンに早く帰るって言っちゃったし…」

「それならっ!レン君も呼んだらどうかな?たまにはみんなでパァッと!!ねっ!どぉっ!?」


美沙の気迫に早紀は


「…そうだね……あたしレンに聞いてみるよっ!」

早紀はみんなで遊ぶのもいいなと思った。

異世界からきたレンだから…カラオケとか…どんな反応するかな?そう考えたら何だか早紀は笑みがこぼれた。

そんな早紀を見て美沙は少しホッとした。

「よぉっし!!じゃあたし雅人に電話で聞いてくるねっ!早紀もレン君に聞いてみて!」


そう言って美沙は電話するために一度教室を出た


そんな美沙を見ながら早紀もレンに電話するため携帯を持って教室を後にした。

早紀は屋上に出て自宅に電話した…。


(あっ!レン…電話とか出るのかな!?)

ふとそう思った。

レンに電話を教えた事なければ…レンは異世界の人だから電話に出ちゃだめだって思ったから。


そう思ったら電話しても意味がないかなって思い早紀は電話を切ろうとした。