だから純粋にレンはすごいなぁって思った。


こうやって普通の会話をしてるし…


「うん。だからねあたしスーパーに行ってくるから待っててねっ!」


あたしはレンにそう告げるとスーパーに行く支度をした…。


財布をとりに行って…少し身なりを整えて…


「じゃっレン行ってくるねっ!」


玄関に向かおうとして、


「あっ!早紀っちょっと待って下さい。」


レンの言葉にあたしは体がぴたっと止まった。


レンのほうを振り向き


「えっ?なに?」


レンは笑顔で


「早紀。僕も一緒に行ってもいいですか?というか行きたいんです。」


「…えっ…」


「行きたいんです。僕も行かせて下さい…!」


笑顔で言うレンにあたしは少し驚いた。


…でも嬉しい…っ!!


「…っうん!一緒に行こッ!」


そう言ってあたしとレンは一緒にスーパーに夕食の買い出しに行った…。