「ふふっ…よかったです。」

レンが笑顔で言った。


(……////)


そんなレンの笑顔に見とれていたあたしだけど…


レンの気持ちが素直に嬉しかった。

まだ心臓のドキドキが治まってくれない。


レンと話ができる事がとても嬉しい…。


あたしとレンはお互いの事を話たり自分自身の事を話たり……


ずっと喋っていた…。


普通にレンと2人笑いあって驚きあって楽しき時間が過ぎゆく……



この広い空間に


“2人っきり”


の穏やかな時間が過ぎた


話は尽きる事なく続いて…


気がつけば真っ赤な夕日が沈もうとしていた。


「ねぇ…レン?あのさそろそろあたし夕飯の買い物に行こうと思うんだけど…。時間も時間だし?」


あたしは時計を見ながら言った。


「もう…そんな時間ですか。」


レンも時計を見ながらつぶやいた。


レンはたった数日でもうこの世界に馴染んできている…。


こういうのを頭がいいっていうのかな…?こっちの世界の言葉も変な?魔法で?理解してるし…。