とりあえず…お姉ちゃんに言わなきゃね。

許してくれるかなぁ…


まぁ夜、帰ってくるまで待つしかないね。


「そうだ!レン、部屋とか案内するよっ。」


「はい、お願いしますね。」


あたしはレンに家の中を案内する事にした。



キッチン、お風呂、トイレ各自の部屋。

家の中すべてを見たあと、レンは険しい表情で何かを考えていた。

あっちいったりこっちいったりと部屋を不思議そうに探索しているようだった。

…あたしは椅子に腰掛け、炭酸を飲みながらそんなレンを見ていた。


そんなに不思議なのかなぁ…?

そう思っていたらレンは私の目の前に座り、

この世界は珍しい物がいっぱいありますね。


なんて言った。
これは何ですか?
あれは何ですか?

あたしは軽く質問責めにあっていた…。

「そんなに珍しい物なの??」

あたしは聞いた。


「えぇ。僕の住む世界には、このような物ありませんから。
とても珍しいですし興味深いですね。」

目をキョロキョロさせ回りを見ながら言った。