彼の目が見開き、まじまじあたしを見つめ…


「…いいんですか？」


「いいも何も困ってる人を見かけたら助けるのが普通でしょ？それにもしあたしがあなたの場合だったらやっぱりどうしていいかわからないと思うし１人は心細いよ…。」


彼は、にっこり微笑んだ。

…///やっぱりかっこいいなぁ。


そして彼は私の手をとり手の甲にキスを１つおとした……。

「…！！きゃっ…///」



―今どきこの時代の男の人は、こんなことしないよぉ…///
ヤダあたしすごくドキドキしてるι


「あなたの気持ち感謝します。ありがとう。」



「いえいえ！」



「…ところで、あなたの名前を教えてくれませんか？


…ん？そういや自己紹介ってまだだったかな？



「あたしは如月 早紀(きさらぎ さき)早紀でいいよ！あなたの名前は？」


「早紀…そう呼びますね。僕の名前はレンファン＝ローウェンです。レンでいいですよ！これからよろしくお願いします。」


レイはあたしに丁寧にお辞儀をした。


つられてあたしもお辞儀をした。


「こちらこそ！お願いします。」