「え…?あっ…!」

レンの言われたとおり早紀は自分の頭を鏡で見ると髪があちこひぴょんとはねている。
寝癖がすごかった。

とたんに恥ずかしくなって顔を真っ赤にしながら頭を抑えた。

だけどあちこひはねてる髪が多すぎて隠せない。

そんな早紀を見て1人笑い続けるレン


「ちょっ…ちょっとレンそんなに笑わないでよ…/////」

そういいながら一生懸命に寝癖を直そうとする早紀

そんな早紀にレンは笑いをとめ


「早紀…可愛いですね」

そう言い早紀のハネた髪に触れる

その仕草にドキッとした


「早紀?後ろ向いてください」

レンの言う通り後ろを向いた

レンは早紀の髪を丁寧にとかしてゆく。

いきなりのレンの行動に早紀は固まった。鏡越しに見るレンの姿に見とれて…

時々鏡越しにレンと目があう。

ドキンッ

(どど、どうしよう//)

早紀はレンにされるがまま

レンは手際よく早紀の寝癖を直してゆく


*****

「はい!できましたよ」

笑顔で早紀に言うレン

「あ//ありがとう//」