―放課後




「綾ー、お願い。付いてきて」




「どこに?」




「大樹の家。」




だって一人で行く勇気ないもん。




「しかたない。付いていってあげる。」




「ありがとー、綾。大好き。」




ホント綾が友達で良かった。




二人で大樹の家に向かった。





ピンポーン




チャイムを押した。




ここには何度も着てるはずなのに・・緊張MAXだよ。




心臓が飛び出てきそう。