「ハァ…ハァ…ごめんなさい!!!
遅れました!!!」




冥は二人に会うなり、真っ先に
謝った。



それに対して二人は………




「ううん、僕たちも今さっき来たところだから気にしないで♪」




――うわぁ………
蓮君優しい♪



でもあいつは………





「どうせ神谷が寝坊かなんかしたんだろ?
冥ちゃんは気にしないでね」






――会っていきなりそれか………



………でも、合ってるだけに
言い返せない………






「図星だな………」




聖はまっすぐに私を見て
ニヤッと笑った。





――何なのよ………
私ばっかり………