私は自分の部屋に入るなり、
フード付きのコートを羽織った。


そして、次に手袋を身につけ、
マフラーを首にまく。



さらに、念のために
カイロをポケットに忍ばせた。






――………よし!!
完璧!!!





私は鏡を見ながら
ガッツポーズをした。



私はそのガッツポーズをきめた
手で携帯をとり、急いで
部屋を出る。







………すると、



目の前に誰かが現れた。





「あれ?


皐月、どっかいくん?」