〜聖Side〜





ピピピピ!!!




「………ん………」




おれは手探りで時計を探し、
アラームを止めた。
そして、時計の針に目をやる。







――6時か………
そろそろ走りに行かないとな……








そしておれはまだ眠い体を起こし

いつものようにランニング用の
服に着替えた。






――ふぅ………
行くか………





おれは家族を起こさないように
ゆっくりと家を出た。



家を出ると………
外はすでに明るく、
寝起きにはかなり眩しく見えた。




おれは軽く準備運動を行い、
そして軽く深呼吸をして
走り始めた。