あの日から、2日が経った。




雅貴とは、普通に接しれていて、何とか大会当日になった。




「男子、5㎞、田原。4㎞、秋田。3㎞、稲富、二宮。2㎞、秋田。
女子、3㎞、南、長谷川。2㎞、池田、渡瀬、横井。以上!準備に取りかかってくれ。女子からスタートだからな」




「はい!」




やっぱ、3㎞かぁ・・・。やだなぁ。




「南、お前がスタートだからな。強豪校に、頑張って勝つんだ!」




「・・・頑張ります」




やっぱ、緊張するよーぅ・・・。




「こーこあん♪」




「わぁぁ!!」




「あはっ♪ビックリさせちゃった?」




「も、もう・・・。美里、ちょっとは手加減してよ・・・」




「あははっ!あ、心亜、スタート頑張ってね!」




「うん!頑張る」




「んじゃ、走ってきまーす」




「いってらー♪」