夢を視ました。


君と私が春に舞う桜吹雪の中
とても幸せそうに笑っていたのです。



それは凄く優しい優しい夢でした。



夢を視ました。


君がいきなり
私の前から
消えてしまったのです。


それこそ、別れを言う暇もない程に
急な別れでした


それは凄く、悲しい悲しい夢でした。



目が醒めた後に、どうしようもなく
虚しい気持ちがこみ上げてきました。



幸せな夢を視た筈なのに
涙がこみ上げてきました。



夢だと分かっているはずなのに
涙が止まりませんでした。



君は居なくならないはずなのに、




もし君が居なくなったら
私は、どうなることでしょう。