バツンッ!!

急にパーティー会場の明かりが消えてみんなが騒ぎ出した。

ヴィンセントは明かりが消えた瞬間目を固く閉じて五秒数えて目を開いた。

目を閉じてた理由は目が眩むのを防ぐためだ。

そしてヴィンセントはオレットが連れ去られるのを見た。

「王さん!!ここは頼んだぜ…」

ヴィンセントは連れ去られたオレットを追いかけた。

銀髪の長髪は流れるように人々をすり抜けて行った。