「もう、なんで助けてくれないの?俺、あの人苦手なのにさ。」

「私は苦手じゃなく嫌いだから。」

「ヒドいなぁ。」

そう言うと翔は机の上にダラッと上半身を預た。

食べ終わって、ゴミを捨てようと椅子から立ち上がったときだった。

「あっ!そうだ!実々に話があったんだ!」

ガバッと体を突然起して叫んだ。

とりあえず、ゴミを捨て元の場所に座った。

「何?」

すると私の隣の椅子に移動してきてコソコソと話し出した。