外は相変わらずの快晴だった。
来るときと違うのは、視界がぼやけていること。
すれ違う人が珍獣でも見るかのように俺を見てる。
そんなのどうでも良かった。
何に泣いてるのか、何が悲しいのか、もう分らない。
ただ今は、流れ出る涙を止めずに泣き続けたかった。
沙也加との6年間は俺の人生の中で大きな意味を持つだろう。
そして、ただ真っ直ぐを見つめて歩いていこうと決心した。
後悔してもいい。
大切なモノをただ大事にしたい。
何故かな…今、すごく実々に会いたい……。
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