実々の家を出て、一度家に戻り着替えをしてから沙也加の家に向った。
外は雲一つない快晴で、今の気持ちとは正反対だった。
沙也加とは高校2年のときに同じクラスになってから自然に仲良くなった。
その年の夏休みに沙也加に告白されて、付き合うようになったんだ。
そのときは沙也加のことは仲の良い友達くらいにしか思ってなかったし、俺のことを好きだったことに驚いた。
断らなかったのは、単純に彼女が欲しかったから。
そして少なからず沙也加に対して、恋心があったからだ。
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