真っ直ぐに伸びている道

月明りも何もなくて

どこに続いてるのかもわからない

引き返したくても、後ろには足跡すら残ってないから

たった独りでこの場所に立ち尽くす

一歩踏み出すことも怖くて

出来ることなら全てが、世界がなくなればいいと

“私”という個体はこの世に何の意味も持たない

ならいっそ跡形もなく壊れてしまえばいい…