―数日後。
「蜜ちゃん、台詞覚えて来た??」
「あ、ごめん‥まだちょっと‥。ごめんね。」
「まだ覚えてないの??まぁいいけどさ、本番までにわしっかり覚えて来てね。」
「うん‥ごめんね。」
「なあにあの言い方、かなりムカつくしっ!蜜わ蜜なりに一生懸命してんのにさっ!」
「紗緒ちゃん‥。ありがと‥、でもいいの、覚えてないあたしが悪いんだよ‥。」
「蜜。いい?蜜わ一生懸命頑張ってるの。
それでも覚えきれないってゆう事わ、
台詞が多過ぎるってことっ!
蜜わ悪くないの。台詞作った奴が悪いのよ!」
「あははっ、仕方無いよ。あたし、ジュリエットだもん。
でも‥ありがとね、紗緒ちゃん、元気出た。」
「そぉ?なら良かった。あたしも蜜の衣装頑張って作るからねっ♪」
ありがと‥紗緒ちゃん。
いつもいつも
あたしの味方で居てくれるし、
あたしを元気づけてくれる‥
そんな紗緒ちゃんが大好きだよっ♪