「どうしたの??」

『いや…明日一緒に居てやれない
 じゃん?だから、日付が変わる
 チョッと前に電話した。
 起しちゃった?』


光喜ぃ…嬉しすぎるよォ…。


「ぅ…ううん!!起きてた
 バリバリ起きてたッ!!」

『そっか…良かった。なぁ…
 清…。』

「なぁに?」


チョッとだけ静まった後

光喜が咳払いをして


『…会いたいな?』


って…小声でつぶやいた。


その声が清の胸をぐいぐい締め付けていく。


清も会いたいよ。

光喜に触れたいんだよ?


「清だって会いたいよ…」

『じゃぁ会いに行こっか?』


え?


『あと五分ぐらいで行けるけど…
 どうする??』

「いいの?」


そんなワガママに

光喜は合わせてくれて…


本当にいいの??


『イイに決まってんじゃん。
 俺が会いたくて行くんだし』

「ぅいぃ…ッ光喜ぃ」