タイムリミットギリギリで僕はゲームに負けた。 そして今、新たなターゲットを見つける。 「僕はリオンと申します。貴女は?」 「私は悠子と言います。」 「悠子様、貴女の夢は?」 「私の夢は…」 今の高校生の声に耳を傾ける大人は少ない。 『夢』の話は人の心に隙間を作る。 そして、再び、ゲームが始まる。