俺は達哉の顔を見ることが出来ずに
街をただ歩いていた

武術、直感…何を持っていても、肝心な時に役に立たない自分を責めた


何も考えずさまよっていると


一台の黒い車が横に止まった


窓が開く


そこには


神龍会の頭 流夜と達哉が乗っていた