「…」


「おい!夜蝶神だろ?お前を探してた」

夜蝶神が俺の方をゆっくり見た


ヘルメット越しだったが目があった


黒く綺麗な瞳


よく見ると線の細い身体


「…」


信号が青に変わったのも気が付かず見つめ続けてしまった