バイクを見ると蝶が舞っていたから確信した


夜蝶神は俺の事なんか気にせずに前を向いたまま


全身黒のつなぎで
ヘルメットも黒


表情が分からなかったが、こんな機会はもうないと思い

声を掛けてみた


「おい」