日差しが温かく包み込んでくる


2人は広い庭をただ歩いていた


そして目の前に駐車場が見えてきた


和樹は無意識に自分のバイクまで優花の手を引いて歩いた


「優花、これ俺のバイクなんだよ」


「!!」


優花がバイクを見つめて震えていた


「バイク…怖…い」

優花が一言だけ話した


和樹はぎゅっと抱きしめた