事件は現場監督の犯行と断定だが現場監督は見付からず終いに終わったかに見えたが六綉弭賀埼村の神社境内の御神木に杭で突き刺さる首無しの
現場監督の死体が発見され惨殺事件の犯人死亡と され事件は闇へと葬り去られた

死体が発見された日は
ちょうど村の祭の日であった。

匣神様の祟りか?と噂する者迄出てきた

−匣神様とは六綉弭賀埼村にあり神社が奉る地神である

子供に優しく子宝や健康成就等で参拝にくる者も居るが反面匣神(おりがみ)には六綉弭賀埼村の守護神として奉られていた

「匣神様の祟りにあったのだ

匣神様がレジャー施設工事を潰して下さったのだ 感謝しないとな」と反対派の一人が言うと工事反対派の一同は少し困惑しながらも雄叫びを上げた
レジャー施設建設の話は白紙に戻り
建設自体ないものとなった

だが神隠しは無くなる事はなかった

時は移り変わり平成へと 移り行く事件は終わりを知れずに続いていくのであった

−序章 惨劇開演−終

第一章へ続く