あたしがうずくまっていると、


「あんた、ホントうざい。隼人君の横はあんたなんかじゃないの。」


理沙ちゃんが言った。






・・・・そんなの分かってる。
自分が隼人の隣が似合わないって。













・・・・・・・でも、隣にいたいのは、





あたしは立ち上がりながら、



「あたしは隼人のことが好き。この気持ちは誰にも負けない。たとえライバルがあなたでも。あなたなんかに隼人の隣なんか渡さない。」




あたしは勇気を振り絞って理沙ちゃんに言った。