どうしよう。。。





彼の態度は『私の気持ちが明らかに彼にはない』ということを確信したような、諦めることを決意したような、そんな感じだった。



もちろん、私が彼に気持ちがないなんていうのは、まるっきりの勘違いなんだけど。



でも、今までの私の対応がそう思わせてしまったのだろう。




もう、最悪だ。。。



自分で自分が嫌になる。





そんな時、親友が私に言った一言を思い出した。



”また、優の時みたく手遅れになるかもよ!”





やだ。


今回は失いたくない。





その思いが、一瞬にして私に勇気をくれた。



私はすぐさまケータイのキーを押し、彼に電話をかけた。