今日は、月曜日。


あたしは、今塾に向かっている。





「ハ〜ル〜!」


後ろから、あたしを呼ぶ聞き慣れた声。



「達也!久しぶりじゃん!元気してた?」



声の持ち主は、あたしの幼なじみ、達也だった。



「おう!久しぶり!元気だったぜ!ハルは?今から、どっか行くね?」



「うん。ちょっとね。」




「その顔は、男だな?ま、何かあったら電話しろよ!じゃあ、俺急いでるから!」




「ちょっ!達也〜!」



達也は走って行ってしまった。あいつは、昔からあぁやってあたしの事をからかう。まぁ、あたしの事よ〜くわかってくれる人だ。