「・・・そぉ言えば柚子の隣まだ来てないねぇ？？」
きょとんと不思議そうに横を見る沙希
隣・・・？？
沙希に言われふと隣を見てみるとお隣さんはまだ来てないご様子
「そぉだねぇ」
私がそう言った瞬間、ドカッと隣に誰かが座った
ビクッとして隣を見ると茶髪の猫っ毛によく合う上品な顔つきのカッコイイ男の子
わぁ・・・かっこいい人
「・・・何？」
私の顔を怪訝な顔で見る男の子
あっ！じ～っと見過ぎちゃった！最悪～～・・・
「あっ！えと・・・なんでもないです！気にしないでッ」
私は身振り手振りであわてて謝る
「あっそ」
隣の人はそれだけ言うと机の上で寝始めた
何この人！感じ悪・・・
私の彼への第一印象がそれだった。
