次の日私はただアイス食べに行くだけなのに朝から髪をコテでくるくる


「柚子なにやってんの?」


後ろを振り返ると中二の弟優斗が立っていた



「あー!優斗ちょうどいいトコにいた!ねぇおかしくなぁい??」



私は優斗の前でクルリと回ってみた



「あ”?いいんじゃねぇの??」



今日の優斗はどこか不機嫌



「なに?柚子デートとか??」



私は図星をつかれて真っ赤



「は?図星??」


優斗は私の顔を見ながら面白そう


「べッ別にデートじゃないし!!アイス食べ行くだけ!!あっ時間」


「デートじゃん」


そう言った優斗に見向きもしないで私はあわただしく家を出た