日々勉強に明け暮れる受験生

だけどバッティングセンターで暴れる少女

私桜小路ハル
これで5度目のバッティングセンター立ち入り禁止(になりそう)

「ケチケチすんなよどうせ私しかいないんだし」

「お前がいるから客が来ねーんだよ
中学生がこんな時間に遊ぶな!帰れ!!」

時計を見ると9時だった

「帰れ…?」


私は話ながらバッティングを続ける

グリップを強く握る