早咲きサクラが

冷たい雨に 濡れてる



君への想いは

春と共に 遠く 雨に 流される


君に出会ったのは 夏の終わり


君の声は 名残惜しそうに 残る暑さから

冷たい冬に感じる ぬくもりにかわって



君に甘えてる 僕のこと

一番 分かってたよね

君のわがままだって 冷たさだって

僕には 優しさだったよ





でも 分かってたよね

最初から 決まってた



僕たちは 別々に そう 別々に

行き先は 決まってたんだね 初めから




ありがとう

君が繰り返す 言葉

春の雨音が流していく




でも 僕は 思い出すよ きっと

うたれる度に 君の事

サクラ 花びら 傘の下で