「帰りましょう。車まで、お荷物お持ちします」 私からパッと手を離し、昇降口方向へ歩く。 私は、朔夜さんの後ろをついていく。 さっきの女の子達へ見せた顔と 私に見せてる顔 どっちが本当の朔夜さんなの? 心がモヤモヤする。