「ま……マネキン!?」


その無表情な顔は、マネキンだった。


冷や汗をかきながら落ち着こうと、とりあえず地面に座った。






………なんてアホなんだ…。



あたしは、我ながらにそう思った…。








そして、目が暗闇に慣れてきたころには、部屋の電気を探し出そうとしていた。










「…あっ」



スイッチのようなものを触った。




とりあえず押してみる。









カチッ……パッ



「ぎゃっ」



こんなみっともない声をあげて、眩しすぎる光に目を覆った。




やっぱ電気のスイッチだったな……
なんて勘がいいんだろう☆


…と思っていると、目が慣れてきた。





辺りを見回すと、そこには――――――…