中2に入り私には彼氏ができた。もちろんタメの人。他のクラスだったけど、塾の日以外は毎日一緒に帰っていた。優輝は付き合っていることを人に隠すことが少なかった。だから帰るときも、先生がいても…先輩がいてもとなりに並んで帰っていった。そんな優輝のことが私は大好きだった。




ある日、未来と梓のカップルの6人で帰っていた。
「奈々時間大丈夫?」
「うん!大丈夫!」
私は少し自己中なところがあり、この時は優輝の気持ちを考えることができなかった。ごめんね。




何分かたった時
「奈々そろそろ帰るかあ」
「うん!」
優輝の一言で6人はバラバラに帰った。




みんなとバラバラに帰った私と優輝はいつものように楽しい会話をしていた…。これは夢だったのだろうか…。