「べっつにー。
すきでもないし、嫌いでもない。」
自慢の長い髪の毛先をくるくると指に巻きつける。
「…てか。あたし、智と付き合ってるの。」

「俺!!!!美由チャンの事……好きなんです!!!!!!」
一樹がペコリと勢いよく礼をする。
「止めてよ。あたしだってさ、恋し…」

やばい。
妄想彼氏がいるなんてばれたら…

うわああああっ!!!!!!!!!





「ン?み…ぃチャン???」