『ヒュ〜ヒュ〜!
学生の分際で良い身分だな〜!』


遠くから汚い野次が飛んできた


振り返るとそこには四人組の男女が立っていた



『二人でHな事でもしてたんかぁ〜!アハハハハ〜』

『ちょっとやめなよ〜可哀相じゃん。アハハ!』



何コイツら…うざいな…


すると長谷川がスッと立ち上がった



『おい新庄!早く帰れ。
また明日な!』



『え…でも?』



『良いから帰れぇ!!』



長谷川から笑みが消えた



………