キーンコーンカーンコーン…



一日の終わりを告げるチャイムが鳴り終わる



もう男子達は長谷川に構わなくなっていた



長谷川は躊躇する事なく、まるで遊びに出かけるかのように教室を後にした



心配そうに見つめる杉本



あと一人…心配そうに見つめる



それは絢香だった




………