『良いですか?』



雫は念を押した



『良いよ!呼べよ』



『解りました。』



雫は携帯を取り出し誰かに電話を掛けた



『もしもし!良いよ入ってきて。』




雫が電話を切ったと同時に喫茶店のドアが開いた




『いらっしゃいませ〜!』



店員が駆け寄り人数の確認をしている



その男は指を1本立てて雫を指差した



店員は頭を下げ絢香達のテーブルに案内した



絢香はアイスティーを口に運んでいる



足音が近づき絢香の横で気配が止まった



………