何分経っただろう
お互いに我を忘れたように口づけをした
まるで遠距離恋愛をしているカップルのようだ
そんな中、先に動いたのは美香だった
『ん…ハァ…』
甘い吐息をこぼしながら弘樹の胸をトントンと叩いた
互いの唇が糸を引きながら引き離された
『ぷはぁー!ハァ…ハァ…』
美香は慌てて酸素を吸い込んだ
『ごめん大丈夫?』
弘樹は言った
『うん大丈夫だよ。』
美香は潤んだ瞳で微笑んだ
『今日は途中で止めないよ』
『……うん!』
………
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…