『本当に嬉しい…』



美香は弘樹に抱き着いた

先日の事など頭から消え去っていた



『弘樹…好きだよ。』



美香は真剣な眼差しで言った



弘樹の体を抱きしめる腕に更に力が入る



『まいったな…』



弘樹は耳元で呟いた



『え…どうしたの?』



美香も呟き返した



弘樹は天井を見つめたまま軽く深呼吸をして答える




『ごめん…もう抑えれそうにない…』




『キャッ!』




弘樹は美香を抱き抱えた


そして溶けるような甘い口づけをした



………