『いらっしゃいませ〜』



店内に元気な店員の声が響き渡った



『ブラック1つ!君は?』


彼が雫に聞いた



『私はカフェオレ。』



『じゃあブラックとカフェオレ1つずつ。』



『ありがとうございます。少々お待ち下さい。』



店員が深々と頭を下げて厨房に下がっていった



気まずい空気が流れる中、雫が先に口を開いた



『あの…お名前聞いて良いですか?』



『俺は弘樹。君は?』



『雫です』



『雫さんか〜良い名前だね』



その時、弘樹は不気味な笑みを浮かべていた…



………