『嘘だ〜…』



雫が肩を落とし凹んでいると誰かが雫の肩を叩いた



『あの…もしかしてコレ、お目当てでした?』



振り返るとそこにはお目当てのTシャツが2枚握られていた



『そうなんです。』



雫は目を潤ませながら言った



『服好きなんですね?良かったら1枚譲りますよ』



『え〜本当ですか?』



『はい!彼女に頼まれたんですけど…まぁ1枚あれば良いと思うんで』



そう言って彼はTシャツ1枚を雫に手渡した



………